著者
安藤 芳晃 早川 正士
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.393, pp.7-11, 2004-10-22

周波数領域における有限差分法を用いてシューマン共振の解析を行い、その結果を基底関数系として用いて観測点からの雷活動分布の推定を行った。φ方向を一様とした2次元球座標系において、離散化した磁界を用いて有限差分方程式を定式化できる。解析領域内の媒質である大気と下部電離層の電子密度及び中性大気密度・温度はそれぞれ観測より得られたモデルを用いる。チホノフの正則化を用いた逆問題を定式化し、雷活動の活発な領域を観測点からの距離の関数として推測する。実際の観測データに適用し、衛星観測の結果と比較する。

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CiNii 論文 -  有限差分法によるシューマン共振の解析と広域雷活動位置の推定(環境計測及び一般) http://t.co/2rHNEDsHY9

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