著者
稲垣 正晴 齋藤 良二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.389, pp.25-30, 1999-10-25

雪は新雪時には密度が低いが、根雪になると融雪・再凍結あるいは圧密を受けて密度が高くなる。融雪期における河川への流入量を予測するには、根雪の密度を知ることが不可欠である。最も単純で確実な方法は、コアサンプルの直接重量測定による方法であるが、精度を上げるためにはサンプル量やサンプル数を多くしなければならず、作業負荷が大きくなるとともに作業量も多くなる。TDR法はサンプル採取なしに比誘電率を測定する方法である。比誘電率と密度が既知である氷と空気の混合物である雪は、測定された比誘電率から密度を一義的に計算することができる。今回試験的にTDR法による雪密度計測を実施したので報告する。

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こんな論文どうですか? TDR法による雪密度計測(稲垣 正晴ほか),1999 http://t.co/CmRv4g8F 雪は新雪時には密度が低いが、根雪になると融雪・…
こんな論文どうですか? TDR法による雪密度計測(稲垣 正晴ほか),1999 http://id.CiNii.jp/NyHtL 雪は新雪時には密度が低いが、根雪になると融雪・…

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