著者
千葉 昭彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.99, no.390, pp.45-50, 1999-10-26

近年、地中レーダをより深い対象の探査に適用する動きが強くなってきた。それに伴い100MHz以下の低周波型地中レーダが普及し始めた。本報告では、25、50、100、200、400MHzのアンテナを持つ低周波数型パルスレーダを一般的な埋設管探査、岩盤露頭での亀裂調査、ダム堆積場での調査、砂防ダムの堤体調査及び急斜面での崩積土調査の5調査に適用した事例を紹介した。その結果、普及している数100MHz以上の地中レーダに比べて分解能は多少劣るものの、低比抵抗地盤でなければ10m以上の探査深度が確保できることが確認できた。この特徴を活かして探査目的を選べば、新たな適用分野が開かれるだろう。

言及状況

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こんな論文どうですか? 低周波型パルスレーダの適用性について,1999 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003290989 近年、地中レーダをより深い対象の探査に適用する動きが強くなってきた。それに伴い100MHz以下の低周波型地中レーダが普及し始めた。本

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