著者
古賀 博之 中川 匡弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
巻号頁・発行日
vol.98, no.343, pp.25-32, 1998-10-22
被引用文献数
3

音声生成の分野では, これまで声帯音源・声道・空間放射を組み込んだ様々なモデルが提案されている.しかし, 生成音声にカオス特性を含める方法については考慮はされておらず, ほとんどのモデルのふるまいはカオス的でない.本研究では, 声帯の振動機構に指数関数型のバネや粘性を用いた, カオス的性質をもつ音声生成モデルを構築した.結果として, 本研究モデルの合成音声の最大リアプノフ指数が正で, リアプノフ次元が非整数となることを示す.

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声帯の2質量モデルがよく解って泣ける / CiNii 論文 -  カオス音声生成モデル http://t.co/gvdX3IS4 #CiNii

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