著者
遠藤 由紀子 松本 弘之 松本 勉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.48, pp.17-24, 2001-05-11
参考文献数
17
被引用文献数
3

我々は, バイオメトリック認証技術の一つである指紋照合技術の安全性を評価する中で, ゼラチンにより作製したグミ製人工指が高い割合で指紋照合装置に受け人れられることを発見した. この事実は指紋照合装置の安全性に再考を迫るものであった. 一方, この認証方法が様々な環境で多くの人に安定して適用できることが求められているという観点で考えると, グミ製人工指は指紋照合装置に受け入れられにくい乾燥指をもつ人などへの救済手段となる可能性がある. 本稿では, グミ製人工指と乾燥した生体指について受入率の比較を行い, 両者の違いに関して人力された指紋画像のコントラストや柔らかさなどの観点からの議論を試みる.

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[biometrics] 松本勉

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ここで本質情報ですが、人間の指紋は五年くらいで大きく変容します プログラマの人なんかも指先を使う仕事なのでヘリの部分の再生速度が早い、みたいなデータがあった気がする 見つからなかったので電子情報通信学会の指紋についての考察論文をどうぞ https://t.co/6h5uU02UUk https://t.co/NDWaktLfq3

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