- 著者
-
岡 隆一
西村 拓一
伊原 正典
張 建新
赤坂 貴志
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.101, no.155, pp.29-35, 2001-06-21
- 被引用文献数
-
1
音声やテキストの検索方式を音素記号の系列表現に基づいて構成することを提案する。検索対象のデータである音声波形の各分析フレーム特徴は音素記号に変換される。検索対象のテキストはその読みをひらかなで記述され、さらに音素系列へと展開される。このとき、この各音素表記については平均継続時間長を前もって定めておき、各音素記号について平均時間長のフレーム区間に同一音素記号を配置し音素記号系列とする。クエリーを音声とする場合、このクエリー音声をフレーム単位に音素認識を実行する。音素系列表現の検索対象の音声やテキストと、クエリー音声の音素記号列との間では連続DPによるスポッテイングを行い、データベース中の一致する部分を検索結果とする。