著者
広田 修 加藤 研太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.290, pp.1-6, 2005-09-09

西岡・長谷川・石塚・今福・今井氏らは最初の批判論文[2]において、測定の工夫とある関係式を用いれば「Y-00が従来のストリーム暗号と等価である」と証明ができると主張されたが、我々は当該論文は基本的な測定エラーを無視しており、その帰結は誤りであることを指摘した。それを受けて、前回の当研究会において[5], 今福・今井・西岡・長谷川・石塚(経済産業省産業技術研究所、東京大学、三菱電機)氏らは西岡らの結論の辻褄を合わせることを目的に、今回は盗聴者が得た測定エラーを含むデータ列に対して類似の関係式を使うと西岡の結論が再度得られるという再批判を無理な論理で展開している。本稿では、彼らの論理展開から彼らの結論を演繹することが出来ないことを丁寧に解説し、彼らの解析は"無意味"であることを示す。

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@s_hskz この辺から論争が激しくなりました。http://t.co/lWsa8374WM http://t.co/GAqVcrg2JL

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