著者
池田 明 海尻 賢二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.224, pp.13-18, 2004-07-19

システムの大型化及びソフトウエア化は、開発リスクの増加を招き、開発者の経営リスクを増大する傾向にある.特に非競争の契約において、価格の契約は一般に出来高払いと定額払いの二方式が知られている.わが国では、開発・生産費用の高騰を抑制するため、定額払い契約が主流である.事前に仕様書の精度及び開発・生産リスクを予測することは難しい.本稿では金融工学におけるオプション料を拡張して、リスク料を価格に組み入れる方法を提案する.リスクをガウス分布で表現したとき、リスクと利益率等経営指標の関係を理論解析する.

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RT @zero12zero : 金融工学+ソフトウェア工学の原稿があった.これは面白い. http://ci.nii.ac.jp/naid/110003298900
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