- 著者
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三好 憲一
松元 淳志
上杉 充
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.101, no.437, pp.13-18, 2001-11-13
- 被引用文献数
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本報告では, OFDMにCDMAを適用したOFCDMにおける時間軸方向拡散について検討し, 計算機シミュレーションによる評価結果を報告する.OFDMとCDMAを組み合わせた従来のMC-CDMA方式では周波数方向に拡散を行うことで周波数ダイバーシチ効果を得ることができるが, 16QAM等の多値変調を使用する場合には周波数選択性フェージングの影響により符号間干渉が増大して特性が劣化する.提案方式では、拡散コード間の符号間干渉を低減することを目的として, 時間軸方向に拡散を行う構成をとる.コンピュータシミュレーションの結果, 時間軸方向に拡散を行うことで, 受信性能を向上させることが可能であることを示した.