著者
小塚 晃透 辻内 亨 三留 秀人 福田 敏男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.80, no.10, pp.1654-1659, 1997-10-25
参考文献数
18
被引用文献数
13

超音波の放射圧によるカを利用して, 微粒子を非接触でマニピュレートする手法について, 実験的に検討を行った. 四面形振動子とその焦点位置に設置した反射板間で水中に定在波音場を生成し, 懸濁したアルミナ粒子を投入したところ, 振動子中心軸上に粒子を捕そくすることが可能となった. 更に, 周波数を変化させることで中心軸上を1次元的に移動し, そのときの周波数増分を選択することにより, 整列した粒子群を分離できた.捕そくした粒子は, サブミクロンの分解能で数ミリメートルの距離を移動させることが可能である.

言及状況

Twitter (2 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 集束超音波による定在波を用いたマイクロマニピュレーション(小塚 晃透ほか),1997 http://t.co/TIuGcX60Wm
こんな論文どうですか? 集束超音波による定在波を用いたマイクロマニピュレーション(小塚 晃透ほか),1997 http://t.co/JHw0lnUAeF

収集済み URL リスト