著者
石屋 博樹 千田 浩一 斎 政博 佐藤 弘之 有馬 宏寧 佐々木 正寿
出版者
公益社団法人 日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術学会雑誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.49, no.8, 1993

透視条件下において、X線アナライザの管電圧測定値と実測値はほぼ一致した。また、線量率測定に於いて、X線アナライザ2機種共に低い管電圧側で基準線量計の値より低い値を示し、管電圧が高くなる程、基準線量計の値に近づいた。今回の測定では、低い管電圧の時、線量率及び管電圧の測定が不能になったり、線量率の測定値が低くなったりするものもあったが、この原因としてはX線アナライザの測定レンジの下限を越えたためか、又は、検出限界ぎりぎりのところで測定したために起こったものと考えられる。以上より、X線アナライザは、透視条件という低いX線出力下においても、測定レンジの範囲内では充分QCに使用可能であると思われた。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 225. Non-invasive 型 X 線アナライザの性能比較 (第 7 報)(機器・材料-9 非接続形測定器)(石屋 博樹ほか),1993 https://t.co/nZe4OTxrmt 透視条件下において、X線アナラ…

収集済み URL リスト