著者
作左部 剛視 木内 雄二
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.37, no.9, pp.717-722_1, 1983

直径6μmの微小なピンホールを用いて1インチビジコン形撮像管の走査ビームの電流密度分布を直接測定した.ベストフォーカスしたビームはガウス分布に近く, 静電集束電磁偏向 (SM) 方式より電磁集束電磁偏向 (MM) 方式のほうがスポット径が小さく, ビームの広がりも少ない.G<SUB>2</SUB>に30μmアパーチャーを用いた通常動作の場合, ターゲット上のスポット径の半値幅は20-30μmあり, このスポットに対する物点はG<SUB>2</SUB>のリミティングアパーチャーでなくアパーチャーごしにみたクロスオーバーである.またその半値幅は20μmで, アパーチャーからカソード寄り0.7-0.8mmの位置にあることが明らかになった.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 電磁集束・電磁偏向ビジコン形撮像管の電子ビーム分布(作左部 剛視ほか),1983 https://t.co/Gv3ltLhS2B

収集済み URL リスト