著者
宮本 健司 中尾 稔
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.267-269, 1991
被引用文献数
5 6

1980年から10年間にダニ標本を確認した58例の人体マダニ咬症を分析した。これらの発生は5月(18例), 6月(29例), 7月(9例)および9月(2例)で前3カ月に集中する。9月にシュルツェマダニ雄成虫寄生例を認め, この雄ダニを解剖したところ, 少量の血液を腸管に含有していた。いっぽう, 旭川と富良野で野外のマダニ類の活動状況をハタズリ法で調べた。両地点とも4月中旬から活動が開始され, そのピークは5,6,7月に活発となり, 人体マダニ咬症発生の時期に一致した。

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こんな論文どうですか? 人体マダニ咬症の発生とマダニ類の季節消長(宮本 健司ほか),1991 http://id.CiNii.jp/QBLwL
こんな論文どうですか? 人体マダニ咬症の発生とマダニ類の季節消長(宮本健司ほか),1991 http://id.CiNii.jp/QBLwL

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