著者
松瀬 イネス倶子 上村 清 吉田 政弘
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.71-73, 1999
被引用文献数
1 7

大阪府下で採取したセアカゴケグモの耐寒性について調べた。成体および幼体を4∿-10.5℃の温度範囲下に置き, その生死を確認した結果, 耐寒性は齢期, 雌雄などで異なり, 雄成体が最も低温に強く, 本実験で約半数が-10℃において30分間耐えられた。2齢幼体がそれに次いで, ほぼ半数が20分強耐えられた。従って, 本種は北海道を含め, 日本における分布拡大の潜在能力を持っている。

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マイナス2、3度ならほぼ影響なしかなぁ。・・・ CiNii 論文 -  セアカゴケグモの耐寒性について https://t.co/cweB0bbKUq #CiNii
騒ぐことはないニュースだけど、だいぶ分布を広げてきてるな。 http://t.co/0o0eg84qMM 耐寒性だけなら北海道までいけるのか。 / “「毒グモのセアカゴケグモ、横浜で初めて見つかる」 News i - TBSの動画…” http://t.co/G14XxIJnUM

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