著者
干場 秀雄 梅津 一孝
出版者
日本家畜管理学会
雑誌
日本家畜管理学会誌 (ISSN:13421131)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.47-52, 1999-11-10
被引用文献数
4

馬場牧場に設置された搾乳ロボットはオランダL社製の一搾乳ストール式であった。乳牛が連続して搾乳ストールに入室した時の平均搾乳能率は毎時9.5頭であった。しかし、一日24時間では総搾乳頭数は156頭で、それによる平均搾乳能率は毎時6.5頭で、その稼働率は72%であった。搾乳牛43頭の一日の搾乳回数は1回から6回迄あり、その平均搾乳回数は3.63回であった。その内、一日3回以上の多頻度搾乳牛は全体の93%を占めていた。乳牛の搾乳間隔は牛毎の期待乳量により規定されていたが、6回搾乳牛では平均4.0時間、5回搾乳牛では平均5.0時間、4回搾乳牛では平均6.3時間、3回搾乳牛では平均8.3時間であった。当場では今後さらに60頭に増し一日180頭の搾乳を目指している。日本家畜管理学会誌、35(2) : 47-52、1999 1999年9月受付1999年9月受理

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 馬場牧場におけるL社製搾乳ロボットの特徴とその稼動状況について(干場秀雄ほか),1999 http://id.CiNii.jp/QKXUL

収集済み URL リスト