著者
加藤 貞夫
出版者
社団法人日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会誌 (ISSN:03864812)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.424-427, 1981-03-31
被引用文献数
1

この報告は, 筆圧を用いた事務作業負荷の測定方法を開発するために行なった基礎的な実験の結果について述べている.実験では転記・暗算・電卓操作の3種類の作業が, 12名の被験者に課せられ, 各被験者の筆圧が各作業の前後で測定された.実験で得られた筆圧の変化率を分析した結果, 筆圧の変化率は肉体的負荷が強い転記作業では正の値を示し, 精神的負荷が強い暗算作業では負の値を示すことが認められた.電卓作業では両作業の間の値を示した.この結果は事務作業負荷を測定する方法を開発するさいの重要な手掛りとなる.

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@furuike_rmr 不勉強で、まだはっきりしたものを読んだことがありません。こういう論文もあるんですけどね。http://t.co/0lrem87qpg

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