著者
中城 基雄 英保 武志 久保 茂正 長瀬 千秋
出版者
社団法人日本東洋医学会
雑誌
日本東洋醫學雜誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.45-53, 2001-07-20
被引用文献数
2 2

中医学の四診の中で,脈診と並び重要な診察法として舌診が上げられる。一般に臨床的に舌色を記録する際,従来の様な銀鉛カメラによる写真は,客観性を有する手法の確立が難しく,また,長期的な記録の保存性にも問題があった。そこで筆者らは,デジタルカメラを用いて,画像補正用カラーチャートとコンピュータを併用した,新しい画像補正の手法を考案し,舌診の客観化を試みた。その結果,補正後の出力画像は,本来の舌の大きさを再現したばかりでなく,実際の舌から側色した表色系の値とも近似させることが可能となり,舌診の客観的評価に有用な手法であることが示唆された。

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図1で笑ってしまいました。ごめんなさいwww >「画像補正用カラーチャート」を用いた舌診の客観化: http://t.co/mWjqGWG0mQ

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