著者
津久井 英喜
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
シンポジウム
巻号頁・発行日
no.27, pp.13-18, 1992-05-12

価値の多様化がもたらした物流の「多頻度化・小口化」は、「労働力不足時代」の到来によって敢えなく暗礁に乗り上げました。物流は今、崖っ淵に立たされパンク寸前の状況にあります。労働力、エネルギー、土地、交通インフラ、環境問題…・、いずれの点から見ても、物流の将来に明るい展望を描くことは極めて難しいことであります。この状況を突破する為には、これまでの物流の"基本的な枠組み"を変えることしかありません。《共同化》は、《情報化》とともに、物流パラダイム変革のキーワードとなるはずです。流通コストの負担能力が極めて低い日用品雑貨業界で進行中の「業界レベルでの本格的な物流共同化の試み」について、推進当事者の立場からご報告をしたいと考えます。

言及状況

Twitter (2 users, 3 posts, 0 favorites)

2 2 https://t.co/7mFieKBXm0 https://t.co/btTp5ySIvP
1 1 https://t.co/ldihlwbR8u https://t.co/PnKRzwcxuJ
こんな論文どうですか? 流通VANを基盤とした物流共同化の実際(ビジネスロジスティクスシステムの構築に向けて)(津久井 英喜),1992 https://t.co/VchU70b1XF

収集済み URL リスト