著者
細野 泰彦 加瀬 滋男
出版者
社団法人日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会誌 (ISSN:03864812)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.81-87, 1980-06-30
被引用文献数
1

信頼性試験などで測定される品質特性は, しばしば二重指数分布に従う.本稿では, 新たに二重指数特性に対する標準偏差既知の計量規準型1回抜取方式の設計法を論じるとともに, 設計手順を簡単にするための抜取表を与える.統計量としてモードの最小分散線形不偏推定量を用いた提案法は, つぎのような利点をもつ.1)実用上計算の簡便さを失わずに, 定数打切試験による信頼性保証の検査にも適用でき, 2)試料平均を用いた抜取方式より格段に効率のよい抜取方式が得られる.なおこれらの利点は, 数値例によって検証されている.

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こんな論文どうですか? 標準偏差既知の二重指数特性に対する計量規準型1回抜取検査 : モード推定量に基づく試料の大きさと合格判定基準の決定(細野 泰彦ほか),1980 https://t.co/dMYZFz16SS

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