著者
井上 雅友 渡邉 勇太 島田 達郎 山内 将行 田中 衞
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.547, pp.43-48, 2006-01-17
参考文献数
8

本論文では, 離散時間型セルラーニューラルネットワーク(DT-CNN)を利用し, 学習によって得られたデータをもとに時系列データの予測方法を提案している. 予測に用いられるモデルは連立微分方程式であり, その係数はDT-CNNの状態方程式の平衡解から得られる. 機械学習によって得られたAテンプレートは時系列が多系列になるにつれて密行列になる. そこで, ハウスホルダ変換(HHT)を用いてAテンプレートを3重対角化することにより疎行列にし計算の小規模化を実現している. 時系列データにはChua回路のカオスアトラクタを用いている. シミュレーション結果では, 本提案手法を用いて観測されたデータから十分にアトラクタの予測が可能であることを示している.

言及状況

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R-CNN、Fast R-CNN および Faster R-CNN 入門 https://t.co/GOZgDTVCi6 ちょうど一年くらい前に、「時系列情報を扱えるCNNがある」と聞いて、「へー」と思ってRーCNN? と勘違いしたけれど、それは多分DT-CNN。 https://t.co/uIjK0LI4Hg
CiNii 論文 -  CNNを用いた時系列データの予測 この論文だったかなー。 小規模企業であれば、選考プロセスに一貫性を持たせた方が良いのだろうなと猛省。 経営と権限の設計が先に出来てないとKGI、KPI、OKRと今風に語っても全部ゴミ箱行きですなー https://t.co/uIjK0LqtiG

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