著者
鶴島 孝一 宮城 俊作
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.695-698, 1998-03-30
参考文献数
11

公園設計競技における当選者の位置づけと作品の扱いは,設計競技の過程と競技後という2つの段階において把握できる。1983年以降の実現を前提とした公園設計競技の各応募要項では設計者と作品に関する記述に相違がみられた。また競技後,当選案を実現していくプロセスでの設計者の位置づけを設計意図の伝達という観点からみると4つの段階を想定することができ,これらの段階の詳細を事例によって検証した。こうした相違や段階の発生は,設計・施工という実現のプロセスで設計者の裁量をどこまで期待するかという主催者側の判断によるものであり,それはその裁量を造園設計委託の慣例に適合させるか否かを根拠とするものであると推察した。

言及状況

外部データベース (DOI)

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こんな論文どうですか? 設計競技を通してみた公園の作品性と設計者の位置(平成10年度 日本造園学会研究発表論文集(16))(鶴島孝一ほか),1998 http://id.CiNii.jp/SEqfL

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