著者
山田 真紀子 加我 宏之 下村 泰彦 増田 昇
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.753-758, 2002-03-30
参考文献数
15
被引用文献数
3 1

市街地において宅地内の緑は地域の貴重な緑であるが,住宅の更新に伴い喪失あるいは更新されることが多い。本研究では大災害時の大量の住宅更新時における緑の継承に向け,阪神・淡路大震災後の更新時における緑の継承に及ぼす影響要因について現地踏査及び図面調査により把握した。その結果,昭和以降の区画整理によって開発された本山中町地区の調査対象住宅では多くの住宅敷地の接道幅が狭いことにより施工時の重機の搬入等が強く影響していることがわかった。一方旧集落である深江地区の調査対象住宅では接道幅の広さや多様な敷地形態により施工上の制約は少なく,居住形態の変化による庭の駐車場化や建物配置の変更が要因として強かった。

言及状況

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こんな論文どうですか? 阪神・淡路大震災後の住宅更新時における緑の継承に関する研究(平成14年度 日本造園学会研究発表論文集(20))(山田 真紀子ほか),2002 https://t.co/0dk1oC4lyq

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