著者
服藤 早苗
出版者
埼玉学園大学
雑誌
埼玉学園大学紀要 人間学部篇 (ISSN:13470515)
巻号頁・発行日
no.4, pp.190-177, 2004-12

平安時代の中頃から、正月の初旬に三日間、幼児の頭に餅を戴かせる年中行事的生育儀礼がはじまる。二歳から女子は五歳まで、男子は嫡子七歳、庶子三歳まで行われる。まずは親王内親王や摂関家の子ども達からはじまり、十二世紀には貴族層まで浸透していく戴餅の儀式を検討する。

言及状況

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基実、基房の載餅の儀式は頼長が行っていたんですね。面倒見良い叔父様と何故…。基実の時に「殿下(忠通)愛さず」と頼長が批判している。基実は母中納言内侍邸から高陽院へ迎えられ載餅で行った。時に三歳。基実は五歳まで載餅を、基房は三歳で終えている。 https://t.co/RTPOPJ06JO

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