- 著者
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新井 俊二
- 出版者
- 明倫短期大学
- 雑誌
- 明倫歯科保健技工学雑誌 (ISSN:13440373)
- 巻号頁・発行日
- vol.1, no.1, pp.45-51, 1998-03
- 被引用文献数
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高齢社会の進展とともに介護の重要性が叫ばれ,多様な介護が実施されているが,歯科医学の知識と技術を用いて行う歯科口腔介護が見落とされている。その原因は,歯科領域(口腔・顎・顔面領域)の機能や形態が,自立生活保持に重要な役割を果たしていることへの認識が不足していることと同時に,歯科口腔介護が散発的にしか行われていなかったことにあると考えられる。本文では,介護の視点から歯科領域の機能と形態の重要性と,明倫短期大学で行った歯科口腔介護実施内容,実施の手法についての概要を述べる。