- 著者
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竹内 外夫
長谷川 優
- 出版者
- 中京大学
- 雑誌
- 中京体育学研究 (ISSN:02870088)
- 巻号頁・発行日
- vol.19, no.1, pp.51-55, 1979-02-01
昭和45年5月から昭和49年6月までにおこなわれた学生団体試合 (判定の基準は技有以上) 467試合をもとにオーダー別に, 勝敗の内容, 段, 身長, 体重, ローレル指数と勝敗との関係について検討した結果を要約すると以下のようである。1 団体戦において, 勝敗の決する割合は中堅が最も多く, 次いで副将, 大将である。2 一本勝ちの内容は, 足技, 抑込技, 手技の順で勝敗の決する割合が多いが, 先鋒においては, 手技で勝敗の決する割合が多い傾向である。3 段・身長・体重・ローレル指数の先鋒から大将までの勝者, 敗者, 引分者の平均は, 段では先鋒から大将までほぼ同等であり, 身長, 体重, ローレル指数では, 先鋒から大将に行くにしたがって大きくなる傾向である。