著者
沼野 雄司
出版者
東京音楽大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02861518)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.25-47, 1999-12-20

拙論は, C.ドビュッシー(1862〜1918)の《管弦楽のための3つの交響的素描「海」》研究の第一歩として, 作品をめぐる基本的な情報を整理し, 且つその特異な性格を明らかにするためのいくつかの入り口を示すことを目的としている。まず最初に《海》の成立経緯と版問題について観察した後に, 譜例を用いながら第1曲の音響構造をたどり, 楽章内の素材連関を図示する。続いて, カミーユ・モータレールの小説「サンギネールの美しい島々」と音楽の関連について触れた後に, この作品における海の描写について考える。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

@dopemanman 例えばちょっと検索しただけでもこれ(https://t.co/Q6QFIgKyv8)が見つかったが,ここで導入されている変数が「maiden voyage」に効いているのかどうか,効いていないとすればそれはなぜそう思えるか,あるいはなぜそうなのか,という

Wikipedia (1 pages, 1 posts, 1 contributors)

収集済み URL リスト