著者
山田 徹雄
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
跡見学園女子大学紀要 (ISSN:03899543)
巻号頁・発行日
no.21, pp.p1-10, 1988-03

「経済的必然性」をもたない国有化とエンゲルスによって規定が与えられた「ビスマルク的国有」なる概念は, ドイツ資本主義或いは日本資本主義の研究に, 重要な視角を与えてきたが, 逆に, その概念への固執によって「ビスマルクによる鉄道の国有」を多面的かつ, 広く全ドイツ的にみる視野が失われてきた。本稿においては, 「ドイツ帝国」と「プロイセン邦」という複眼を持って, この問題にアプローチする。

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