著者
勝浦 康之
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.6-16, 1965

昭和40年5月1日より開園した兵庫県立西武庫公園分区園の利川状況を調査した結果次のような結果が得られた。<BR>1.夏、秋花壇の草花腫類は平均10種類、最低21腫類であつた。<BR>2.費した費用は種苗、肥料合せて平均1,200円である。<BR>3.所有している園芸用具は、平均4種類、最高10種類であつた。<BR>4.利用者の年令層は比較的若い層が多く、20代、30代の利用者が約60%である。<BR>5.利用者のうち77%が団地居住者であり、分区園の近くに居住するものが多いので、利用回数は全体の60%の人が一週間のうち2日以上来園している。<BR>6.分区園利用は、子供の情操教育、健康増進、団地生活にうるおいをもたらすなど、都市生活者にとつて広範囲な効果があつた。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 兵庫県立西武庫公園分区園の開設とその利用状況調査に関する報告(勝浦 康之),1965 https://t.co/jlQcY0EbYj 昭和40年5月1日より開園した兵庫県立西武庫公園分区園の利川状況を調査した結果次のような結…

収集済み URL リスト