著者
高野 歩
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.259-264, 1994-03-31
被引用文献数
2 2

緑の人間に対する固有効果のうち,人間の感覚に働きかけるものとして快適性(アメニティ)があげられる。本研究では,林内の快適性評価において,景観因子で高いウェイトを占めると報告されている木洩れ日を題材として,感覚的性質のものを具体的に数値としてとらえ,形成要素の明確化を図ることを目的とした。研究方法は,解析データとして,魚眼レンズで撮影した落葉樹地,落葉常緑樹混植地の天空写真を用い,木洩れ日という現象を陰,木洩れ日(3段階),空の5つのカテゴリー別に数値化した。次にその数値データを解析することにより,各データにおけるカテゴリー別色相設定を明確にし,これらの結果から木洩れ日の形成状態を明らかにした。

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こんな論文どうですか? 木洩れ日の計量化(平成6年度日本造園学会研究発表論文集(12))(高野 歩),1994 http://t.co/CXK2o3gs

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