著者
松本 典子
出版者
鳥取短期大学
雑誌
鳥取短期大学研究紀要 (ISSN:13463365)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.79-86, 2003-12-01

幼児の運動感覚の発達を効果的に促す手段としての伝承あそびの可能性を探るため, 次の2つの観点で調査した. (1) お手玉, 竹馬, 童歌, 影絵などの伝承あそびと, 力覚, 位置覚, 動き覚, リズム感覚との関連 (2) あそびの手軽さや異年齢の子どもが群れて遊ぶ形態の感覚発達への作用動きはそれぞれの. 感覚要素を必要とするものが多く, あそびの形態は動きのイメージを具体化させ, 目標とさせやすい. このことは, 伝承あそびが運動感覚を発達させる可能性をもち, さらに実践のポイントである "課題を意識して繰り返し動く" ために有効であることを示すものである.

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