著者
KRAUS H. K
出版者
日本保険医学会
雑誌
日本保険医学会誌 (ISSN:0301262X)
巻号頁・発行日
vol.89, pp.84-97, 1991-12-15

皆さん、次に要約を致します。生命保険におけるスクリーニングは、査定の必要条件で一般の選択過程で十分機能する道具です。逆選択は排除しなければなりません。これは、保険申込者および保険者の双方の側で、平均余命を縮めるどんな欠陥についても、等しい知識を必要とします。スクリーニング技術は、医学的に十分明示され、一般の臨床および医療のルールに従います。さらにスクリーニング・パラメーターは、保険の目的に対して、年齢グループによる疾患のパターンに従うべきです。スクリーニング・パラメーターからの予後の推論は、臨床医学的観察とルールを共に考慮する限りにおいては、道理にかなうものです。HIV-抗体試験は、スクリーニング法の新しい範囲で、継続的な科学的フィールドバックを必要とします。遺伝学的試験は、生命保険スクリーニングにはまだ使用されていませんが、生命保険医学は、リスク分類における遺伝学的試験の将来の役割の可能性を承知していなければなりません。敏感な性格のスクリーニング技術は、秘密厳守やカウンセリングを含めたインフォームド・コンセントのように扱うために、非常に特別なルールを必要とします。最後に一言申し上げます:慎重に前進しましょう。御静聴ありがとうございました。

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こんな論文どうですか? 生命保険申込者の医学的スクリーニング技術(日本保険医学会第88回定時総会における「Dr. H. K. KRAUS記念講演内容」)(KRAUS H. K),1991 http://t.co/QOFG3OdwUa

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