著者
岡田 了三
出版者
群馬パース大学
雑誌
群馬パース学園短期大学紀要 (ISSN:13477269)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.39-58, 2005-03-31

著者は1963〜166年、北米シカゴ、クックカウンティ病院付属ヘクトン医学研究所、先天性心疾患(CHD)研究・教育センター(モリスレヴ所長)の研究員を勤めた。当時、このセンターは臨床医・病理学者のチームからなるシカゴ学派の拠点として活発に活動していた。シカゴ学派はアレクサンダーシュピッツァによリ創立され、ヒットラーのオーストリア合併により消滅させられたウィーン学派の後裔と言える。本論文はシュピッツァの心臓発生とCHDの形態発生についての考え方と、それに則ったシカゴ学派によるCHD分類の紹介である。この分類では各奇形は群別1.0〜49.0コード:1.0大血管転位、2.0三尖弁狭窄・閉鎖、3.0大動脈路低形成、4.0大動脈縮窄、5.0単独短絡、6.0重複短絡、7.0閉塞群など、に細分される。その解説のために、著者のシカゴでの白験例826例中の代表的写真(日本臨床1973〜'80年連載の抜粋)を提示し、診断上の問題点を論じた。

言及状況

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こんな論文どうですか? 先天性心疾患(2) : シカゴ学派物語(老研究者の覚え書),2005 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004708580 著者は1963〜166年、北米シカゴ、クックカウンティ病院付属ヘクトン医学研究所、先天性心疾患(CHD)研究・
こんな論文どうですか? 先天性心疾患(2) : シカゴ学派物語(老研究者の覚え書),2005 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004708580 著者は1963〜166年、北米シカゴ、クックカウンティ病院付属ヘクトン医学研究所、先天性心疾患(CHD)研究・
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