著者
本多 吉彦 鈴木 邦成
出版者
文化学園大学
雑誌
文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究 (ISSN:09197796)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.57-66, 2006-01

本稿ではハワイにおけるピジン英語を分析,考察することによって外国語としての英語を学習する最善の方策を探っていくことを視野に入れ,まず標準英語の変種であるピジン英語全般の特徴を中心に分析し,ついでハワイの入植者,現地人が習得したピジン英語のスピーチ形態やその音韻規則,イントネーションにおける標準米語との相違について考察していく。さらに,日本人の話す英語とハワイのピジン英語の共通点について考察し,外国語としての英語学習者の課題を整理していくこととする。なお本稿の続きとなる『ハワイにおけるピジン英語の発達に診る日本語教育の可能性(III)』では,ハワイにおける英語学習の歴史と文法を踏まえて,日本人の英語学習者にとっての最適な英語学習法を詳細に考察していくこととする。

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こんな論文どうですか? ハワイにおけるピジン英語の発達に見る日本の英語教育の可能性(2)ハワイ英語の発音と強勢に焦点をあてて(本多 吉彦ほか),2006 https://t.co/lAEOFVNKz6

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