著者
和田 岳
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.466-473, 2005-12-25
被引用文献数
8

博物館学芸員の大半は、いくつもの仕事を抱えており、研究に時間や労力を割くことは難しい。しかし、多様な市民との接点の多い博物館の利を活かせば、市民を巻き込むことにより、研究活動を行うことが可能なのではないだろうか。さらに市民と連携した調査活動は、市民への普及教育でもあると考えることができ、調査の内容によっては資料収集活動の一環とも考えられる。本稿では、メーリングリストやウェブサイトを活用した市民を巻き込んだ調査研究の方法論と成果を、1)カラスのねぐら調査、2)ヤモリの分布調査、を実例として紹介する。

言及状況

Twitter (3 users, 4 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 博物館における市民を巻き込んだ調査研究 : 大阪市立自然史博物館の事例(<特集2>博物館の生態学-市民と生態学者をいかにつなげるか-)(和田 岳),2005 http://t.co/ToXXdqwl4x
こんな論文どうですか? 博物館における市民を巻き込んだ調査研究 : 大阪市立自然史博物館の事例(<特集2>博物館の生態学-市民と生態学者をいかにつなげるか-),2005 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004746546

収集済み URL リスト