著者
下瀬 純子 角田 幸雄 辻井 康子 江川 宏
出版者
島根県立大学短期大学部
雑誌
島根女子短期大学紀要 (ISSN:02889226)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.11-15, 1984-03-31

毛繊維に付着した食品汚れがイガの食害行動に及ぼす影響について,牛乳,日本酒,ワイン,オレンジジュース,しょう油およびソースの汚染物質付着布を用いて検討した結果,供試した汚染物質間ではイガ幼虫の食害行動に明確な選択性のあることが認められ,特にしょう油およびソースの汚れ付着に顕著な食害の低下が認められた。また,生息密度が食害量に大きな影響を与えることが明らかにされた。

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