著者
平田 愛 繁桝 博昭 松嵜 直幸 北崎 充晃
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.234, pp.67-71, 2006-09-05

聴覚性ダブルフラッシュ錯視とは,1回の視覚フラッシュと同時に複数回の破裂音を提示すると,視覚フラッシュが複数回に知覚される現象である(Shams,et al,2000).この視覚刺激を左右に2つ同時提示し,音源位置を変化させたところ,視・聴覚刺激の定位が同じ場合にダブルフラッシュ効果が増大した.また,聴覚刺激の代わりに触覚刺激(指への振動)を与えたところ,同様の効果が得られた.したがって,共通した空間に視覚,聴覚,触覚を複合的に提示することで,時空間知覚を操作することが可能であることが示された.

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こんな論文どうですか? 視覚・聴覚・触覚のクロスモーダル・ダブルフラッシュ錯視の空間定位効果(複合現実感,仮想都市,及び一般)(平田愛ほか),2006 http://id.CiNii.jp/UOOqL

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