著者
野田 裕子
出版者
一宮女子短期大学
雑誌
一宮女子短期大学紀要 (ISSN:1349936X)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.11-17, 2005-12-21

血栓症の予防に期待できる線溶酵素と抗トロンビン活性物質について、世界の発酵食品のなかでも身近に食されているものを取り上げ、その存在の有無を検討した。日本の発酵食品ではうるか(渋うるか)やこのわた、酒盗、各種納豆、もろみ、麦味噌に顕著な線溶活性がみられた。さらに奈良漬や飛騨こうじ味噌、三年味噌における線溶活性も高かった。また抗トロンビン活性は三州八丁粒味噌と麦味噌が高かった。アジアの発酵食品では特にコチュジャン、甜面醤、プアール茶で抗トロンビン活性が顕著にみられた。しかしヨーロッパの発酵食品ではゴルゴンゾーラの線溶活性とパルミジャーノレジャーノの抗トロンビン活性がみられたのみで、特に各種ヨーグルトでは線溶活性も抗トロンピン活性も全くみられなかった。

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