著者
寺久保 光良
出版者
山梨県立大学
雑誌
山梨県立大学人間福祉学部紀要 (ISSN:18806775)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.21-30, 2006-03-15

本研究は、生活保護法およびその施行にあたる生活保護行政と、国民(要保護者)および利用者との間に乖離状況が生じていることに焦点を当て、乖離の状況、原因、理由、その克服の課題などを明らかにしようとするものである。本研究についての先行研究は、利用者の視点での裁判事例などに見ることはできるが、その他はほとんど無い。本論考では生活保護相談窓口職員が刺殺された事件を取り上げ、乖離状況の問題を探ろうとするものである。研究は緒についたばかりであり、資料などの少ない中での論考であるため試論と位置づけ、今後の研究への足がかりとする。

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こんな論文どうですか? 生活保護制度を巡る乖離状況の研究(試論1) : 生活保護窓口担当者の刺殺事件を検証しながら(寺久保 光良),2006 https://t.co/I91ebeW0RM

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