著者
吉田 永弘
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.78-92, 2006-01-01

いわゆる断定の助動詞のタリは,従来ナリと比較して考察され,ナリに比して文体・用法の面で制約のあることが明らかになった。しかしながら,それが何を意味するのかについては必ずしも明らかになっているとは言えない。そこで本稿では,タリの制約の理由を明らかにし,語法上の位置づけを試みる。まず,主として文体・上接語の偏りに着目し,タリがナリとではなくニテアリと相補的な関係にあることを指摘する。そして,断定表現ではなく存在表現であることを主張し,文法化を果たさなかった形式であることを述べる。あわせて,ニテアリが中世に文法化することを確認し,タリが衰退する契機をニテアリの文法化に求める。

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