著者
梶谷 洋司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.548, pp.61-66, 2007-03-01
被引用文献数
8

平面配線領域を信号ピンを点とするグラフでシミュレートし、点に仮想ポテンシャルを与えて電界を生成し、付随する等ポテンシャル線をポテンシャル勾配を表す枝で制御して配線経路として使う新しい配線パラダイムを提供する。本文の前半では、このモデルをグラフ理論的に解明する。後半ではこのグラフが配線を一意に決める枠組みを提案する。等ポテンシャル線は「存在する、切れない、交わらない」ので配線は等ポテンシャル線の選択作業である。また配線の切断や制限が考察の対象である奇体な配線アルゴリズムである。無限の配線多様性を備えたField-Unprogrammable-Pin-Array(FUPA)と呼べるアーキテクチャーである。また配線の本質的困難と考えられている配線順序依存性から脱却している。

言及状況

Twitter (2 users, 3 posts, 0 favorites)

RT @todesking : なんかおもしろそうだ http://ci.nii.ac.jp/naid/110006248788
RT @todesking : なんかおもしろそうだ http://ci.nii.ac.jp/naid/110006248788

収集済み URL リスト