著者
三好 隆博 草野 完也
出版者
社団法人プラズマ・核融合学会
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.83, no.3, pp.228-240, 2007-03-25

音速やアルヴェン速度を超える高速プラズマ流を伴う現象の理解と予知において計算機シミュレーションは重要な方法論である.しかし,高速流のシミュレーションにおいては,双曲型方程式の不連続解である衝撃波を正確に捉えるための工夫が必要とされる.さらに,大規模な流れの中で衝撃波の内部構造や粒子運動論効果を考察するには,マクロスケールとミクロスケールの相互作用を取り扱うための先進的な計算手法を開発しなければならない.本章では衝撃波捕獲法の基礎から最新の計算手法までを紹介するとともに,流体とプラズマにおけるマルチスケールシミュレーション研究の現状を概説する.

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こんな論文どうですか? 3.高速プラズマ流を伴う計算機シミュレーションの基礎(高速プラズマ流と衝撃波の研究事始め),2007 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006271893

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