著者
川口 淳一郎
出版者
社団法人プラズマ・核融合学会
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.82, no.4, pp.215-225, 2006-04-25

第20号科学衛星「はやぶさ」は,世界初の惑星圏天体からの試料採取とその帰還をめざした,我が国独自の惑星探査機である.「はやぶさ」は,2003年に打ち上げられてからイオンエンジンで航行し,昨年9月に小惑星イトカワに到着し,近傍に滞在した3ヶ月間の間に,近傍での詳細な科学観測を行うとともに,11月にはイトカワ表面に降下・着陸させその試料の採取を2回にわたって試みた.着陸域は非常に狭い範囲に限定されていたにも関わらず,「はやぶさ」は,プロジェクトチームの創意工夫によって,2回にわたる着陸に成功した.本報告は,「はやぶさ」探査機によって行われた飛行と観測,そして着陸にいたる記録である.

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