著者
斉藤 太郎
出版者
桜花学園大学
雑誌
桜花学園大学研究紀要 (ISSN:13447459)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.59-67, 2002-03-31

昭和戦前期政策として進められた「教学刷新」の動きは「知の再編」を目指したものといわれているが,日本教育史研究日本教育史認識の課題・方法においてはどのような「刷新」的意義を持ちえたのか,その検討のための予備的考察を示した。「教育刷新」側の資料,時間的にそれ以前に示された日本教育史側の資料を対比させることによって,後者の分野に関しては「教育刷新」の「刷新」的意義に問題の余地があることを示唆した。

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