著者
三木 由美子
出版者
大阪体育大学
雑誌
大阪体育大学紀要 (ISSN:02891190)
巻号頁・発行日
vol.37, 2006-03

本研究の目的は、二次元DLT (Direct Linear Transformation)法を用いたゲーム分析から、女子車椅子バスケットボール(WCBB)選手のゲーム中の移動距離や速度を求めることより、女子WCBBの客観的な特徴を捉え、競技力向上のための資料を得ることである。対象者は、2005年に行われたAsia-Oceania Championshipsの女子決勝戦(日本対オーストラリア)に出場した全日本女子WCBB選手8名のうち、第1クウォーター(1Q)から第4クウォーター(4Q)まで継続して出場した選手2名(対象者A、対象者B)を中心とした。その他に1Qに交代なしで出場したことを条件とし、3名を加えて分析を行った。なお、内1名は、2Qまで継続して出場した。全日本女子WCBB選手の試合中の移動距離は、4669.6〜5896.0m、平均速度は、1.52〜1.84m/s、最高速度は、5.59〜7.53m/sの範囲であった。試合中の移動距離と平均速度にはポジションが影響するが、最高速度には持ち点が関係する。また、試合中の移動距離とチームの得点には関係がみられた。移動の距離から、チームの戦略や出場メンバーの特性により、選手の動きが大きく変わる傾向がみられた。以上の結果より、二次元DLT法を用いたゲーム分析は、女子WCBB選手の競技力向上に寄与する可能性が示唆された。

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こんな論文どうですか? 二次元DLT法を用いた女子車椅子バスケットボールのゲーム分析(平成16年度大学院スポーツ科学研究科修士論文要旨)(三木 由美子),2006 https://t.co/KNtB7VpL5c
こんな論文どうですか? 二次元DLT法を用いた女子車椅子バスケットボールのゲーム分析(平成16年度大学院スポーツ科学研究科修士論文要旨)(三木 由美子),2006 https://t.co/0LbElJQ6lM

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