著者
松井 哲男
出版者
素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.B105-B110, 1978

我々は,ハドロン多体系である植物質での新しい型の相転移として注目されているπ凝縮の問題を,核子サイドに焦点をあて,π凝縮にともなう核子系の構造変化と相転移のメカニズムを調べてきた。その際我々がとったアプローチの方法については,既に前回の研究会で報告済みであるが,今回は特に(1)我々のモデル("SCB")と京大グループの"1次元[ALS]"モデルとの対応関係,(2)核子-核子短距離相関とアイソバー・空孔偏極の効果をとり入れたより現実的な取り扱いへの予備的考察に重点をおいて,その後の研究の成果を報告した。

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こんな論文どうですか? 1) 核物質におけるπ凝縮状態((I)主として核物質でのπ凝縮と核子系に関する問題,高密度核物質,研究会報告)(松井 哲男),1978 https://t.co/NzBw5UOp7o 我々は,ハドロン多体系である植物質での新…

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