著者
久保木 健夫
出版者
敬愛大学・千葉敬愛短期大学
雑誌
千葉敬愛短期大学紀要 (ISSN:03894584)
巻号頁・発行日
no.29, pp.23-47, 2007-03

本論は,「絵本」と「美術」というテーマから継続的に行ってきた研究の一環である。絵本について,絵本画家を中心にして,美術や美術教育の意義について考えるところに本研究の目的がある。赤羽末吉は,戦後の日本を代表する絵本画家であるが,最初の絵本作品を発表したのは,1961(昭和36)年,51歳の時と比較的遅い出発である。それは,赤羽が生きた時代が,第二次世界大戦という過酷な時代であったことに拠っている。本論は,この絵本画家以前の赤羽の半生を辿りながら,赤羽の芸術観や,絵本に託した想いについて考えていく。

言及状況

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以下の絵本を見たい。 タイトル:『けんぴんのおつきさま』(漢字表記であったかもしれないとのこと) 著者:赤羽末吉 刊年:1947(昭和22)年 出版:新疆または満州 新疆から引き上げてきた知人が所有していたが、現在なくなってしまったので見たいとのこと。 戦中に発行された『満洲月暦 』( http://iss.ndl.go.jp/books/R100000004-I000286177-00 ...

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そして赤羽末吉の辿った人生もたいへん興味深い。 ・「赤羽末吉の人生」(上島史子)https://t.co/WAPTG9gL6s ・「絵本画家以前の赤羽末吉 : 1910〜1961の記録を中心に」(久保木健夫)https://t.co/psotmOlTaJ
そして赤羽末吉の辿った人生もたいへん興味深い。 ・「赤羽末吉の人生」(上島史子)https://t.co/WAPTG9gL6s ・「絵本画家以前の赤羽末吉 : 1910〜1961の記録を中心に」(久保木健夫)https://t.co/psotmOlTaJ

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