著者
藤井 啓正 吉野 仁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SR, ソフトウェア無線 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.352, pp.15-20, 2007-11-19
被引用文献数
4

異なる優先度を持つ複数のシステムが混在する環境下において,同一及び隣接周波数帯の共用方法を提案する.提案方式では,優先されるシステムの受信機の状況に応じて,送信電力を適応的に制御する.さらに,本稿では,提案方式を用いた場合に非優先システムが達成可能な通信容量の理論解析を示す.また,従来方式として,送信電力を一定とし隣接システムに影響を与えない場合にのみ送信を開始する方式を取り上げ,提案方式との比較を行う.結果より,提案方式では,想定する環境において従来方式の1.5から2倍の通信容量を達成可能であることを示す.

言及状況

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こんな論文どうですか? 非優先システムのための送信電力制御型周波数共用方法(コグニティブ無線,パネル討論,一般)(藤井 啓正ほか),2007 http://t.co/qepQEnmO

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