著者
波多野 紀彦 松尾 徳朗
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.462, pp.19-24, 2008-01-19

小・中学校における理科学習において,学習対象物を手にする事はあるが,その性質や関連する現象を直接的に観察する機会は少ない.また,実物に触れる僅かな機会があっても,それがその性質を知るための方法とは限らない.本論文では,定性推論を用いた定性モデルと簡単なシミュレータを作成し,岩石ごとの排水率を設定する事で排水率に基づいた定性値を出力させる.作成するシミュレータは,主に大雨がその土地に影響を与える度合いを対象にシミュレーションを行う.このシミュレータは,岩石ごとに半減期を利用した排水率を設定し,それに基づいて定性値を導き出すため,岩石の性質に関して,理科学習に利用できる.また,定性推論を用いて定量値を単純化させるため,作成するシミュレータは学習者にとって比較的簡単に扱う事ができ,通常の学習と併用する事で学習効率を上げる事ができる.

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こんな論文どうですか? 排水率に基づいた岩石の性質に関する理科学習支援機構(障害者教育/一般)(波多野紀彦ほか),2008 http://id.CiNii.jp/bw8HL
こんな論文どうですか? 排水率に基づいた岩石の性質に関する理科学習支援機構(障害者教育/一般)(波多野紀彦ほか),2008 http://id.CiNii.jp/bw8HL
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