著者
原田 宏
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
鉄道技術連合シンポジウム(J-Rail)講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, no.13, pp.97-104, 2006-12-13

平成17年9月発行した"自動車技術者のためのビークルダイナミクス"を主な理由として、このたび交通物流部門業績賞を受賞しますことを誠に光栄と感じております。年初に選考委員会の推薦を受けて大変戸惑いを覚え、「発行後半年足らずで読者の評価も未だ定まっていないので」と一度は辞退したのですが、もしも読者の中に「この程度でも受賞できる」と励みに思う方が在るならば、意義無いことでもないと自分なりの受賞の理由を見つけて、委員会の再度のご意向に応えることにしました。自動車の研究開発実務から離れて10数年経て今は最新技術について論じることは出来ないので、拙著に盛り込めなかった事、推敲不十分で説明不足な項、あえて行った普遍化もされてない提案、あるいは現状の問題点など、自分の研究経過も紹介しながら、お話をしてみようと思います。脈絡のない断片的な話の中からでも何かを感じて頂けるならば、もしも読者の方々に何かのヒントにして頂けるならば幸いです。

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こんな論文どうですか? 「自動車技術者のためのビークルダイナミクス」こぼれ話 : 感覚評価と力学モデル(業績賞,TRANSLOG 2006)(原田 宏),2006 http://id.CiNii.jp/b1MeL

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