著者
早見 洋平
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.73, no.626, pp.883-890, 2008-04-30

This paper deals with price formation of house and lot in Kyoto of the early Edo period. (1) The place, (2) frontage, (3) depth, (4) price, and (5) the date about deal in the house and lot were written in title deeds of the 17th century. The difference of the ratio of the price of the house and lot to the frontage by dealings is large. It can hardly explain the deciding factor of the unit price in case of basing on items written in title deeds. The reason is that the house has not been described though title deeds has described lot.

言及状況

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「庶民的な家」ということで、「町屋普請」「家屋敷の値段」をキーワードで検索しました。 (1)洛中における「家屋敷」の売買例 16世紀末から17世紀末にかけて洛中で売買された家屋敷の事例163件を調べた論文があります。 売買に関する証文から、その家屋敷の場所、間口寸法、裏行寸法、値段、年月は分かりますが、建物の状態(傷み具合)については一切分かりません。 現代でいうところの「中古物件」 ...

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